過ぎ去りし王国の城

宮部みゆきさんの
「過ぎ去りし王国の城」

過ぎ去りし王国の城 [ 宮部みゆき ]

価格:1,728円
(2015/8/10 11:14時点)
感想(3件)




こちらの本は、7月末から8月月初めにかけて読んだ本です。


本の中にはネグレクト、スクールカースト、孤独や失意と言った
現代社会の問題が多く盛り込まれているので、
現代SF?と言った感じの作品で、
SF作品と言えば、そうかもしれないと答えるだろし、
ファンタジー作品と言えばそう言えるかも…。と言った作品でした。

主な登場人物は、
花田私立第三中学校に通う尾垣真(おがき しん)
同じ中学校の同級生城田珠美
そして、中盤から登場?する漫画家アシスタントのパクさんこと、
佐々野一郎。

真は友達も少なく、学校ではあまり目立たない存在。
珠美も同じく、クラスメートから、ハブられている存在。

真が家の手伝いで銀行に行った際、偶然見かけ、
持ち帰ってきてしまった絵。
その絵は、不思議な力?があり、手で絵に触れるだけで、
絵の世界に入り込むことが可能なのでした。
更にその絵は、絵と同じ縮尺で精密に人物像を書けば、
絵の中を自由に探索できることが解り、
真は、絵の上手い珠美に声をかけ、頼みます。
最初は、協力を渋っていた珠美も、絵の不思議な力を知り、
真と共に絵の世界を探検することになります。
初めて二人で、絵の世界に入り込んだとき、
別の方法で絵に入り込んでいたパクさんと出会います。

最初、真は山ツバメになって絵に入り込んだとき、
少女が塔の中に閉じ込められていたことを、パクさんに話します。

3人で探索をしているうちに、塔に閉じ込められているのは、
10年前に失踪した秋吉伊音ちゃんであるとこを知ります。
伊音ちゃんのことを調べているうちに、助け出すことが
果たして伊音ちゃんのためになるのかと、
3人の意見は食い違いをし始めますが…。

結末を書いてしまうと、読む楽しみが半減してしまうので、
物語の概要はこの辺で終わりにして、最後にちょっと、
別の話題を…。
今回話の中に出てきた、絵に描かれた城は、
実在する修道院をモデルにしたものと、物語の中でも語られています。

「正確にはお城じゃないんだ。修道院なの。
ドナウ川流域のワッハウ渓谷上流にある、ベネディクト会修道院。
十八世紀のバロック様式の建物なんだよ」
(本文より引用)

と書かれており、「ドナウ ベネディクト会修道院」で検索をかけてみると
本の表紙の絵とそっくりな建物は、
オーストリアにあるベネディクト会 派の修道院。
メルク修道院を見つけることが出来ました。




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